今年の夏休み2024。
こんにちは!
タイトルからして、いつも通りの日常の記録でしょ、絶対!という感じですが、その通りでーす。新学期が始まって、2週目の今のうちに記録しておきます。
長い夏休みをどう乗り切るかは、大抵の親にとって頭を悩ますところだと思うのですが、うちも例外ではありません。6週間のうち合計2週間はオットの両親が預かってくれるとはいっても!
今回は子供たちが9歳と12歳で、ある程度大きくなったこともあり、「普段よりも子供たちといろんなことをして、普段より多くの一緒の時間を過ごそう」となんとなく思ったので、そうすることにしました。
今年の夏休みは、学年最後の日を終えて家に帰ってきた夕方というちょっとスペシャルな時間に、長女(当時) 12歳4ヶ月の大好きな歌手が、長女が行くはずだった2日後のコンサートをキャンセルしたことから始まった!
長女はショックで部屋にこもって大泣きして寝てしまうし、親としては気持ちがわかりすぎて腹が立つしで、何をできるかを考えて、翌日は電車に乗ってちょっと遠くのナイキショップがあるアウトレットまで連れて行くことにしました。ちょうどナイキの靴を欲しいと言っていたタイミングで、一緒にコンサートへ行くことになっていた友達も来れると言うのでさらに好都合で、有能な秘書のように付き添いに徹することにしました。予定のなかった長女を家に1人にしておけないわと思ってお休みをいただいてまで行ったのですが、それだけの意味はあって、友達も長女も楽しく過ごせていたので、一安心でした。
すがすがしく迎えたその翌日は金曜日で、夕方から次女のスポーツ団体の集まりがあって、普段送り迎えでちょっとだけ話す、ロシア語で話すママたち(ロシアとロシア周辺のいろんな国から来ている)と楽しく盛り上がって、ひどい二日酔いになりました。やっちまったー!
その後の1週間、子供たちはオットの両親の家で過ごしたのでうちは静かだったのですが、私はこの二日酔いで体のだるさがずーっと長引いて、寝ても運動してもダメで、辛かったです。年のせいかしら(きっとそう)。
その週にプールまで自転車で行くという初の試みをひとりでしてみて、いざ着いたらもっとこぎたくなって、合計1時間半の自転車ツアーをした。その後プールで泳いだら、今まで冷たいと感じていたプールの水がそれほど気にならないようになり、これまで知らなかった脱衣所とシャワーの場所も発見して、夏休みは子供を連れてできるだけプールへ行くことになる。
とある日のプール。これまで、暑い日=プールの日=駐車場激混み、がストレスであんまり行かなかったけれど、自転車で行くことで気軽に行けるようになりました。
さて、子供たちが家に帰ってきて、そこから2週間は家です。
私は基本午前中勤務の水曜休み、夫はリモートワーク可能なので、休みを取らずに交代で家にいることにしました。
1週目、次女はずっとやりたいと言っていた。ボルダリングコースへ。午前中だけとはいえ、月曜から金曜までの5日間を初めて1人で通ったのです。集中コースだからボルダリングが好きな子供しか来ないのが良かったみたいです。
ボルダリングコースが終わった翌日の土曜日に、どうしても行きたいと言う次女に連れられてボルダリングへ。私は初めてだったので、結構きました。1時間位でもう充分。
大人のエリアで登っても良い許可を集中コースでもらったので、いそいそと練習する次女。ヤモリみたい🦎
その間長女はこれも初めての、家に1人でいました。オットも家にいたのですが、仕事してましたので。とある日は、私が日本語を教えているカロリーナにスペイン語を教えてもらえました。
2週間目は、月曜と水曜は少年館 Jugendhaus で過ごして、後はおうち。一緒にスーパーへ買い物に行ったり、服を買いに行ったりしました。
その翌週は、前回ほぼ写真でアップしたデッドモールトへ、オットの両親も一緒に合計6人で行きました。
次の週子供達はまた、夫の両親と1週間、今度はプール付きの休暇用アパートで過ごしました。その間私はヨガのコースに3回行きました。いつもなら、夕方はみんなで夕ご飯を食べたいと思うので、スポーツのコースを入れないのです。夕方にスポーツをするのが苦手っていうのもあります。
そして1番最後の週は南フランスへ。でも遠いので、今回は海までは行かずに、アデッシュArdèche という名前の川で水遊びできるキャンプ場に滞在して、スタンドアップパドルやカヤックに挑戦しました。私はこの土地の事は何も知らなくて何も期待していなかったのですが、子供の頃、地元岐阜の川で夏休みに毎日泳いでいたので、魂が喜ぶレベルで懐かしく、何度も地元みたい!と喜びの雄叫びをあげました。写真を日本の家族に送ったら「うちの川とそっくり、外国とは思えない!」と言う返事が返ってきました。全くだー。
送ったのはこんな写真です。
その川の超有名観光名所のポンダークPont d’Arch を訪ねた時はすごく良い天気で暑くて、だれも泳ぐ準備はしていなかったのに、私たち4人ともがみんな、着の身着のままで泳いでしまいました。
1枚目と2枚目の川の写真は同じ場所から向きだけ変えて撮ったものです。超有名観光スポットなので、貸しカヤックもいっぱい。ドイツ男子のグループがカヤックの上で水を掛け合ってはしゃいでいました。
天気の悪かった日には、グロッテ2 Grotte Chauvet 2という博物館へいきました。かの有名なラスコーの壁画と同じような洞窟の中の何千年も前の壁画、のレプリカを展示してある博物館です。1994年に発見されて、2014年にユネスコの世界遺産に登録されたものです。ちなみに、ラスコーの壁画はフランスにあり、この場所からは車で5時間ほど離れたところにあるのです。
こういう観光スポットはみんな夫が調べて決めてくれるので私には予備知識が何もなくて、レプリカなんて見ても楽しいのかな?なんて思っていましたが、あなどることなかれ!博物館内にはレプリカのある建物を中心にいくつかの展示がしてあって、それでこの壁画のことを理解して、オーディオガイドの日本語の説明を聞きながらレプリカの中をみると、そんな気持ちはどこかへ飛んでいってしまいます。子供たちも飽きることなく、ドイツ語のオーディオガイドを聞きながら壁画を見ていました。同じ観覧時間のみんなでまとまって、ガイドの方がフランス語で説明してくれるのに着いていきました。
ちなみに、ここに着いたのは11時半位で、入場券を買うときにもらったレプリカの観覧時間は16時10分でした。結構長い事の待つのでお昼ご飯を食べに一度博物館を出たりしたのですが、戻ってきた15時ごろにはもう、レプリカ観覧の受付は終了しましたと書いてありました。なので、この博物館を訪れるときには、スケジュールに余裕を持って早めに入場されることをお勧めします。
関連展示のうちの1つの映像作品ANIMALは、レプリカを見るまでの待ち時間に見ました。
そこにに出てきた3つの日本の絵画作品たち。このパネルは、映像作品が終わって部屋を出た後のスペースに展示してありました。
前半はたくさんの絵画が映像で映されて、鳥のいる絵画の中に花びらがひらひらと落ちたり、魚のいる絵画には他の魚が迷い込んできたりするのです。力強くてビジュアルも音楽も素敵な作品で、子供達も気に入って2回も見てしまいました。
そんなこんなで、南仏から帰ってきた翌週には、学校が始まりました。
夏休みのうちに普段経験しないことができてよかったです。って言うありきたりの感想は、独身でも若くもない2児の母の私にとっては満足できる感想です。
新学期になってもなかなか波瀾万丈そうですが、今学年も、まぁぼちぼちやっていきましょう。
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