夏時間と更年期がやってきました。
いまゴルチエの香水のCMで使われている音楽のリミックスのもとは、かの有名なモーツァルトのレクイエムのラクリモーザだ!なんで私がそれをすぐにわかるかというと、去年のコーラスで歌ったからだ!、、、、、、うちから歩いて3分の教会で練習してるからという理由で選んで始めたコーラスで歌っていると、こういうこともあります。どの曲かがわからないことも多いけど、今回はあまりにも特徴的すぎるメロディーなのと、歌い出しが🎶らーーーあくりもーーざーー🎵なので、さすがにわかりました。
実は今週末は今回のプロジェクトのコンサートでオーケストラとの共演なんですが、曲目が一般受けしないものなので、チケットが10%ぐらいしか売れてなくて、どうなることやらって感じです。ブラームスやモーツァルトのレクイエムの時は、ほぼ完売していましたけどね。私は歌のボランティアとして参加してるだけなので気楽なもんです、大きな声では言えませんが。演目が書いてあるフライヤーを載せときますね。
さて、今回の内容ですが、スピ好きな私が50歳を目前にして変化する心と体の観察の記録、になります。興味のない方は、また次回の更新までお待ちいただいたほうがいいかもしれません。
ヨーロッパは3月最後の日曜日から毎年恒例の夏時間になりまして、春がきましたねー☘️🌼
そして私にはついに、更年期がやってきました。あと数年で50だもの、そりゃそうよね。
なんで自覚したかというと、これまではわりと規則的だったレディースデーが、3月に3回もきたから。
それと並行して興味深いことがいくつかあって、今回はその記録です。
20年位前、私がまだ20代だった頃に、みんなで一緒に音楽フェスに行ったりする男の友達のうちのひとりが「君が大切に守っているものは、そんなに大事なものじゃない」と突然私に言ってきて、それが何かわからないなりにも瞬時に怒りが沸騰したことがあります。だからその時は、私が大切に守っているものって何?と聞く余裕なんて全然なかったし、それが何かは今までもわからなかった。
同じ20代の時に、海と写真への興味が縁で仲の良い女の友達には「ジブリのカントリーロード(♪淋しさ押し込めて強い自分を保っていたー♪)を聞いて、みほみほのことを想ったんだよね」と言われたことも。
中学校の卒業アルバムでは「外国人と結婚しそうな人ナンバーワン」に選ばれたこともあるくらい(そしてそれがほんとになっちまったよ)、私が普通じゃないのは昔からだったからたくさんの小さな違和感は気にならなかったんだけど、大人になってからのこの2人の友達のメッセージは、それからずっと覚えています。
先週の日曜日に仲の良い女友達3人と一緒に映画を見に行く約束をしてたんだけど、言い出しっぺの友達が、「今日は行けないから予定を延期しよう」と言ってきた。短いボイスメッセージで彼女が泣いてる様子だったので、他の2人が彼女のとこに行ったり、じゃあうちに遊びに来る?ケーキあるよ、と言ってくれたりで、みんなで集まることができた(私は2時間のお昼寝中で携帯の電波はオフにしていて、お昼寝から覚めて40件のメッセージを見てびっくりしただけでした)。そこで1時間のいつものおしゃべりの後に彼女が切り出したのは、彼女が離婚を決意したこと。これまでは子供のことを考えて夫のモラハラに耐えてきたけど、もう我慢できなくなったこと。
私の親は私が20歳の時に離婚をしたんだけど、子供の目から見て性格の不一致は明らかで、私が10歳位の時に(話のわかる方の)母親に「なんですぐに離婚しないの?」と聞いたこともある。
このことを彼女に伝えて、彼女と旦那さんのスタンダードが違うことは明らかだから、そのまま行っていいと思う、がんばれ、って言いました。
友達が離婚を決意したことを知ったり、更年期を迎えてこれまでの自分が自分じゃないから要観察、という時期にきて思い当たったのは、性格が明らかに不一致な両親と一緒に子供として生活する中で「大切に守っているもの」が形作られたんじゃないか、それが当時は自分を守るシールドのような役割をもっていたんじゃないか、ということ。それを言ったM君のお父さんとお母さんは2人とも学校の先生で、普通の幸せな家庭だったから、M君には私のそれがとてつもなくいらないものに見えたんだろう。
隣のメキシコ人家族は、頭が良くてお金持ちだけじゃなくてめちゃめちゃフレンドリーで安定していて、その子供たちが安心しきって、自分に自信を持って生きている様子を見ると、親の影響って大きいな、と思わずにいられません。私が小中高校生だった時は、クラスの女子は派手めなグループと大人しめなグループの2つに分かれていて、これまではそこにどう分かれるかがわからなかったけど、家族や親戚の方が関係してるような気がします。(誰かわかってる人がいたら教えてください。)
こうやって年を取るにつれてわかるようになることもあるのね。若い時には知らなかったけど、人生って奥が深いなぁ。
長い間ずっとわからなかった「大切にしているもの」のこともだんだんわかってきたし、更年期だし、これからはペースを落として、ゆっくりおおらかに生きていこうと決めました。そしたらおおらかなおばちゃん、おばあちゃんになれそうじゃない?
今日の写真、ストラスブール歩きをした時の夕ご飯のデザート、カフェグルマンを、ワッツアップで自慢した時の写真。
こっちにきてからこれまで13年間、ずーっとオットのガイドで歩いていたストラスブールを自分で知りたくなって、オットがサッカー観戦に行ってる間に長女12才10ヶ月と2人で歩いた日でした。これまで行った場所の位置関係がやっとわかった!
ストラスブールは、街の中心が水路でぐるっと囲まれています。そのちょうど真ん中へんの南で車を降りて北上して、北側の水路を抜けたとこのショッピングセンターのPAULで一休みして、また南下しました。南側の水路から北側の水路まで、歩いて15分ぐらいしかかからないの。中心部には都会らしくお店がたくさんあって、あっという間の6時間弱のストラスブール滞在でした
そして最後にオットとこのいつものレストランL’Ancienne Douaneで待ち合わせしたら日本人女性の会があったみたいで、ウエイターの方にそっちに連れて行かれそうになりました。気になったけど、さすがに声をかけたりはできなかったですよ。
Kommentare
Kommentar veröffentlichen