ノルマンディー旅行記2024。



5月末のペンテコステ休暇のノルマンディーを、写真で駆け足で記します!


初日、1週間滞在したキャンプ場に向かう途中の、車の中から見えたモンサンミシェル。モンサンミシェルから車で30分位のところにあるキャンプ場でした。


それで俄然やる気になって、2日目はさっそくモンサンミシェルに行きました。

駐車場からモン・サン・ミシェルまでの橋。行きは歩きました。帰りはバスで。


上からの景色。左上は渡ってきた橋です。到着した11時ごろはちょうど満潮の時間でした。


長女がいつの間にか撮影していた、1番上の尖ったところ。


ここから中の写真です。


名前にもなっている聖ミシェル/ミカエル。


最後のほうの広場。


モンサンミシェルへ向かうお土産通り。この狭い道に所狭しと並ぶお土産屋さんやレストランで、修学旅行を思い出しました。京都かな?どこもおんなじ、、、。


モンサンミシェルと言えば日本人には特別有名なのがオムレツとネットで見たので、その特別なオムレツ発祥のレストランのメニューを見たらオムレツはコース料理のうちの一品で、そのコースは40ユーロしたのでスルーして、近くのレストランで食べました。


写真が横になっちゃってますが、こんなの。卵をすごく泡立ててふわふわにしてあります。

大きいけど、ほぼ空気なのでムリなく食べられました。珍しいものを食べた満足感があります。ここは、1ドリンクとメインとデザートのセットで20ユーロくらいでした。

すごーくにこやかに迎えてくれたこのレストランの給仕のおじさんがスーパーウエイターで、仏語と英語だけでなく、ドイツ語やスペイン語や日本語まで使って給仕していました。しかも、日本のお客さんにはお会計の金額も日本語で!オットが言うように覚えるべき単語は多くないとはいえ、そんな人見たことないよ。さすが、超有名観光地モンサンミシェルのウェイターさん!

何よりもこの人が自分の仕事を愛して楽しんでいることがビシバシ伝わってきて、楽しいレストラン滞在になりました。



3日目は雨だったので、モン・サン・ミシェルとは方向が反対の街グランヴィルGranville観光 へ。

まずは小さな水族館へ。

この上のフグがのんびーりまったーり浮かんでいて、すごい癒しでずっと見ていたのですが、1度だけ正面を向いたときのそのユーモラスな顔と言ったら!オットとふたりで即トリコになってしまって写真を撮ろうとギリギリまで待ったのですが、二度と正面を向いてくれませんでした。

この黒い模様がほぼ左右対称であった気がするけど、、、。

港沿いの水産加工場所。茶色いのは貝類を養殖するためのカゴのようです。ここでは、仕切りとして使ってありました。


お昼は、イギリスとフランスの間にある島へ行くフェリーの発着所Gare Maritime にあるレストランで食べました。

フェリーの発着時刻表。この近くにあった机の上の灰皿はホタテ貝でした。みなとー!


レストランで、次女9歳8ヶ月のお子様メニューの前菜、ウフマヨ。

辻仁成さんのブログでとっても美味しそうだなと思って見てたんですが、これはゆで卵にマヨネーズをかけてあるだけでした。そりゃウフとマヨだけどさ。なんていうか、定番やな。

私の前菜、牡蠣6ピース。

普段は前菜なんて絶対に頼まないのですが(特にドイツでは量が多いから)、ここではすぐに決めました。しかもフランスではRのつく月が牡蠣がおいしいとされていて、それ以外の月は食べないから5月にも食べないのですが、超内陸の私はもちろん食べましたよ。うちの最寄りの海は北イタリアの海、、、。

次女のメインディッシュ、ハンバーグSteak Haché。ステーク・アシェと発音することを、長女から教えてもらった。いままで間違えて覚えていたのでした。

フランスのハンバーグは、お子様メニューであろうとなんだろうとだいたいミディアムで焼いてあってジューシーで、とってもおいしいのです。もちろん、焼き方は選べます。

私の主菜、ムール貝。

フランスのムール貝は主にノルマンディーあたりから来てるので、本場の新鮮なムール貝でめっちゃおいしかったです。小粒なのが特徴。

長女の注文したフィッシュアンドチップス。

イギリスはすぐそこ!

夫の頼んだ2種類の魚のクリーム煮。

私と夫の無言のルールとして、すごくおいしいレストランではデザートまで頼んじゃう、というのがあります。ここはそのおいしいレストランにあてはまったので、デザートを頼みましたよ。

私が知ってるおフランスの唯一の地域、ストラスブールの辺ではカフェグルマンCafé Gourmand といわれてますが、ここではカフェプレズィーCafé Plaisir と言う名の、デザートセット❤️ 

本当はフランスの「キャフェ」であるエスプレッソがつくのですが、私はいつもアメリカン/ ロングにしてもらいます。

オットのやつ。名前は、忘れた。聞いたけどおぼえられなかった。→追記、プロフィトロールというらしい。古いフランス語でご褒美、みたいなイミらしいです。


実はここでは注文の前に、次女が前日にモン・サン・ミシェルで食べたムール貝をもう一度食べたい食べたいとずーっと言っていたのに、格安なお子様メニューにないから諦めた!ので(まだ10才にならないのにこのケチな感じにびっくりするよ!)、じゃあ私がムール頼むから、あんたはお子様メニューでハンバーグにしな、それでメインを交換しようって話していたのですが、肉好きな次女はちゃっかりハンバーグも食べて、好きになりました。

せっかくこんな遠くまで来て食べたいものをケチるのなんてもったいなさすぎるし、私もムール貝とハンバーグ両方とも食べれるし、しかもここのお子様メニューは、前菜+メイン+デザートで8ユーロと格安だったのです。そのぶん私たちみんなもデザートをたのんだから許してもらえそうってことで!結果、みんなハッピーになれて、悩んだかいがありました(*´∇`*)


レストランの後は、かの有名なディオールのミュージアムへ。クリスティアンはここグランヴィル出身で、おうちはクリスティアンが大人になるまでお金持ちだったらしい。

レストランから美術館への途中の坂から。


美術館で、日本製のお皿。


ドレス1。

ドレス2。

ジョンガリアーノ時代のコレクションから。その名も「ミカさんスタイル」。半分に割った竹が頭にのってるのが見えますでしょうか、、、。


キャンプ場への帰り道。


この日はスーパーで食材を買って、夕食はキャンプ場のテラスでバーベキューにしました。


4日目は、オットのおじさんとおばさんの家を訪ねました。オットは20年ぶりとか!
その日の朝に卵から生まれたんだよ!と、興奮ぎみにおじさんが教えてくれた、カモの親子を見つめる次女。おじさんは鴨やガチョウなんかを飼っているのですが、それは働いていた時のおじさんの夢だったそうです。夢が叶っていて、いいね!

おじさんもおばさんも退職して子供達も巣立って悠々自適な生活を送っています。おじさんは昔から自転車が趣味で、この日も3日間で420kmを走る練習のなかびとのことでした。すごいね!トゥールドフランスで知られているように、自転車はおフランスで趣味として好まれているそうです←オットからの情報の受け売り。

モン・サン・ミシェルは、この週の金曜日にオリンピックの聖火ランナーが走ることになってるよ、とおばさんに聞いて、月曜日に行って良かったねー、となりました。

料理上手なリディおばさんが、ホタテ貝の前菜と、カモの主菜と、酸っぱいルバーブとアイスの2種類のケーキでもてなしてくれました。帆立貝はルロンおじさんが朝に海で採ってきたって言ったらしいけど、本当なのか?!でもそう言われても驚かないくらいのきめ細やかでむっちりしたホタテでした。美味ー。ちょう内陸の黒い森では味わえないわー。


最終日の金曜日はキャンプ場で、プールに入ったりゆっくり過ごしました。港へは行ったけど、ビーチへは行かなかったのが唯一の心残り!


帰りの土曜日、高速道路の反対車線は警察の車の印の青い光が何台も通っていたのですが、後日それは、ノルマンディー上陸作戦の上陸記念日のお祝いに向かう警察の車だったことがわかりました。6月6日は今でも盛大にお祝いしているのですね。連合軍なので、アメリカなどの国と一緒にお祝いするようです。当時の敵がドイツだったことと、私が日本人であることで、いろいろ考えさせられました。


帰りの道中で買った、美味しいポテトチップス。

そのポテチはあまりにもおいしすぎて、ストラスブールで寄ったスーパーでもう一度ゲット!そして、こんなお菓子もついでにゲット!
東海地方の人には懐かしい、春日井のグリーン豆のワサビ味のような。辛めでおいしかったです。

中身はこんなの。グリーン豆やね。

フランスのスーパーではよく見るこのブランドなので、のりも試してみましたが、こちらは可もなく不可もなくでした。日本だったら不可レベルなので、リピートはないかな。



そんなこんなで、ゆるーいノルマンディーの旅行が終わりました。


イギリスが近いだけあって南仏に比べて現地の人の英語が流暢で、言葉で苦労せずに済みました。オットのお母さん側の家族はみんなフランス人だからフランス語話せたらいいんだけど、生活に必要なのはドイツ語だからー。

あとは食事が、特に魚が、南仏と比べてすごく美味しかったです!←ポイント高し!

グランヴィルに行った時に、ここなら住んでもいいわぁ、なんてオットに言ってたら、おばさんが、そこはパリからのアクセスが良くて人気のリゾート地だから、パリとおんなじくらい高いと聞きました。そういえば、金曜日夕方のキャンプ場にはパリからの宿泊客がたくさんいたなあ。


同じ時期でも南仏と比べたら寒いですが、それでも魚と英語で私の好きな場所となりました。

また行こう。








 

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