私たちは反抗期の真っ只中にいる。
タイトル、この40も半ばを過ぎたオバハン、何を言ってんだって感じですが…。
今週は学校のお休みで、次女と一緒に夫の両親の家へ行っている長女11歳と11ヵ月が、ここ何ヶ月かで思春期に入りました。
何を言っても尖った態度と鋭い言葉で返されて、私がクールなお母さんじゃないから舐められてんのかしら、なんて弱気になって、お家へ帰るのも気が重い時ばかりでした。子供が夫の両親の家に行ってから、すごく気持ちが軽くなったのです。
それで第六感に従って、木曜日には、めったに読まないドイツ語の本からヒントを得るべく図書館へ行って、手当たり次第に借りてきました。
本をパラパラとめくりながら読むうちに気持ちの整理がついて気づいた事は、
今は長女が子供から大人になろうとしている時期で、今この瞬間も育っているという事、もう「小さい子」のフェーズは終わった、だから今までと同じ接し方は続けられない、
難しい時期だけど、目をつぶってこの時期をやり過ごしたくない。そばにいて見守って、必要なときには助けになりたい。できれば、ちゃんと長女と関わって、喧嘩しながらでもその過程を見守りたい、
思春期が終わったら、対等に話し合えて人生を共に歩いていける仲間になる存在、
ということでした。これが言語化できなくて、自分の中ですごく苦しかったのでした。
ブログのタイトルは、手当たり次第借りた本の中の1冊に書いてあったのです。思春期になる本人は長女だけだったけど、その親である私たちも当然それに巻き込まれるわけで、その心づもりをする手助けになると思いました。
借りてきた本の内の1冊↓
前書きだけでかなり気持ちが整理されてスッキリして、残りも読んでみようと決めました。
これからは小さい子供にするみたいに囲い込まないで、とにかく信頼して長女にゆだねてみよう、それから、一緒にご飯を食べたりすることが今までよりも大切になってくるから(仮に子供が好き嫌いで食べなかったり、友達との約束でご飯の時間に家にいなかったりしたとしても)、私は楽しんで食事を作れるようになろう、いつも何かしら食事が冷蔵庫にあるようにしよう、と思いました。
長女のことで思い詰めて動けなくなるよりは、おいしい食事を作ることを考えて手を動かす方が、私にとってもプラスになるしね。
私は料理は必要に迫られてするタイプですが、最近Thermomix でたまたまレシピを見つけて作ったグラーシュと硬くなったパンから作った団子が場外ホームラン並のヒットで、ひさびさに料理する楽しみを感じました。そういうの、もっと欲しい(*゚▽゚*)
これがそのレシピ↓
買ってから4、 5日経った固めのパンを消費したくてAltbacken というキーワードで出てきたレシピでした。それで、グラーシュはオットが好きなのと、グラーシュ用のお肉が安売りになってたので、作ってみることにしたら大当たりだったのです。食べ慣れないものには超慎重な子供たちも、普通に食べてくれました。
このパンで作った団子は南西ドイツの名物らしいですが、私は食べたことも作ったこともなくて、レシピ通りに作って、初めて食べてみたものでした。
反抗期について友達ゴギちゃんに聞いたところ、
何をしていても見守ること、もちろん、常識の範囲内で、例えば、夜中の2時にチャットしていても、
個人的な攻撃と取らないこと、同じ土俵に立たないこと、
何を言ってもいいけど、それでも私はあなたの側にいるよ、という心づもりで。父親が白黒ハッキリタイプで権力があると(うちのオットはこのタイプ)、子供の家での居場所がなくなる、母親自身はサンドバッグのように感じても、最後には味方する存在だから、
親の言うことは聞かない、親のやることは見ていて真似する、
今週みたいに、たまに子供達がいない時は必要だ、
と、教えてもらいました。
ゴギちゃんの娘のカロリーナに最近日本語を教え始めたんですが、いまは落ち着いている18歳のカロリーナは、13歳から16歳までは反抗期がひどくてゴギちゃんは毎日泣いてたそうです。
ゴギちゃんはいつもオシャレな服を着てお化粧も上手で頭も良くて、エネルギーがあって努力家で、たくさん友達がいてパーティが好きで、スペイン語の先生としてひっぱりだこで、私と違うタイプの彼女にいつも刺激をもらってる憧れの人なのに、そんなに大変だったとは!いまはめっちゃ落ち着いてるカロリーナも当時はそんなに難しかったとは!
子供の成長に寄り添うことって、どこのおうちでも大変なんですね。しっかりしよう。
おまけ、昨日作ってみたコースター。
会社で、お休みの編み物上手な人の席に座って、手作りのコースターを見つけました。静かな事務所の中でカップを机に置くことが結構大きく響くので、私も作ってみたのです。編み物なんて普段はしないので、これでもめっちゃ上手と満足してます。
そんなこんなで、毎日は続く!
来週はうちも、おフランスはノルマンディへ行ってきます。
ノルマンディにはオットのおじさんとおばさんが住んでいて、子供の時には何度か行ったことがあるけど最後に行ったのは約20年前らしく、今回は家族4人で訪ねてきます。おじさんは牡蠣の養殖に関わる仕事をしていたらしく、ご飯では生牡蠣出してくれるって!楽しみすぎー。
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