日常のなかのサプライズ。

 

毎日チェックしている、私がパリのおじさんと思っている辻仁成さんのブログ。日本から遠く離れてたヨーロッパの土地で、長いこと働いて子供を育てているから。


今回の記事は、本当に時々起こる思いがけないプレゼントのことを書いてあったので、本当にそういうことあるよねーと思って嬉しくなった。https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-4631/


辻さんは作家なのでご自分でもよく書かれるように、だいたい日常に起こることを盛って書いてある。でもこの記事はひとつの短編小説のようなのに本当に起こったことだから、読む側の気持ちまでこんなにも暖かくなる。

毎日一生懸命生きるのは楽じゃないけど、時々こういうご褒美みたいなサプライズがあるから、勇気づけられる。


月曜日は2人の顧客から、普通だったらありえないことを持ち込まれて、ドイツ語が母国語じゃないことによる私の小さな見落としもあって、顧客からの要求だけ見たらぜんぜん私のせいじゃないのに、それでもすごく落ち込んだ。

もうドイツで外国人として仕事続けるの無理かもーとか思って凹んでいたのだけど、火曜日の朝に起きたら気持ちが凪のようにおさまっていて「朝会社に行ったら、担当の税理士にこの無茶振りを伝えるんだ!」と言うアイディアが降りてきた、としか言いようがない感じで、頭の中に浮かんだ。

会社に着いたらそれをして、その顧客の給与計算を担当している同僚にもそれを伝えたら、すっかり気持ちが軽くなって、また働く意欲が湧いてきた。

こういう山あり谷ありで続いていくフツーの人生がおもしろいな、と思う。






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