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ここ数日間を写真で振り返る。

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  年末のあわただしいひととき、どのようにお過ごしですかー? こちらドイツでは、メリークリスマス!で、 すっかり年が明けたね!って気持ちです。 ドイツではクリスマスが日本のお正月のように家族でお祝いして、正月は友達とお祝いすることになっていて、日本人の私としてはクリスマス後は年明けしちゃったと感じてしまうんですね。挨拶の時も、Frohe Weihnachten メリークリスマスとFrohes neues (Jahr)明けましておめでとう、を混同したりして。 そして、長いものには巻かれるタイプです。というか、周りのみんながやってることは伝染してくるものですよね。 このブログは携帯の入力だけが頼りなので、書くのが大変なのです。なので、今回は写真をアップする方法を学んで、写真メインでここ数日を振り返ります。 まずは、毎年恒例の生木のクリスマスツリー。ドイツでは12月に入るとあちこちでクリスマスツリーを売っているのが見られます。 うちではこれを玄関の入ったところに置いて、常夜灯の代わりにしすぎています(笑) と言うのは冗談にしても、冬至に向けて夜がどんどん長くなるこの時期にクリスマスツリーの明かりがきらめいているのは、暗くて寒い中でも心が温まる景色で大好きです。 12月26日にはクリスマス2日目の教会のミサで、コーラスとして参加しました。 今年の演目は、バッハのクリスマスオラトリオの6番目でした。2022年は5番目、2024年は1番目をやると言うふうに、毎年順番に演奏しているらしいです。 コーラスのひな壇のうしろにあった協会のクリスマスツリー。音楽隊が練習しているのを聴きながら、ミサが始まるのを待っています。 この教会のコーラスは毎回、ボランティアで歌うのが好きな人が集まって教会の音楽家の先生に教えてもらう形をとっています。今回のミサでは事前の練習の時に人があまり集まらなかったらしく、クリスマス前の週に「ソプラノと男性で参加できる人はどうぞ参加してください」というメールが来て、26日に家にいる予定だった私も行ってきました。お休みだから親戚の家へ行ったりしていて、自分の家にいない人もたくさんいるんですね。私も1年前は予定があったので不参加でした。 教会後方のパイプオルガン方面にカメラを向けて撮ったところ。ソプラノの方がたまたま日本人の方でした。 この写真は音楽家の人た...

決意、見た目だけでからかってくる子供がいたら。

 道端で通りかかった四人の子供たちのなかにふたり知ってる子がいたので挨拶したら、知らない方の男の子がニヤニヤしながら中国語みたいな音を発した。あきらかに、私の見た目に反応したのだった。 私はヘッドフォンで音楽を聴きながらだったのと、そもそも子供の反応が良すぎて早すぎてついていけないおばちゃんなのでスルーしてしまった。そして、そのあとで悶々とした気持ちになったのよ。 けど!ほんとは、 どうしたの鳥でも飲み込んだか?  どうしてそれを言ったのか? とか、なんでもいいからとにかくそれ以外のことを言わせてみないといけなかった。せっかく、そういう気持ちを表に出してきた、いわば飛んで火に入る夏の虫なのだから!あとで悶々としてひとりでそれを処理するくらいなら!だって言いっぱなしの子は、その件はそれで終了だもんね。 これをしないと、学校でうちの子供たちが、そのことでからかわれることになりかねない。相手は私の見た目だけでからかってきているのだから。 通り過ぎてから声をかけ直してでも、その子たちと話をしよう。 それをすることでこの国での私の立場を、私に対しても明らかにしていくんだ。 今日まで逃げてきたけど、これからはちゃんと話すことにする。 2月12日追記、 その後のアイデアとして、「いまなんて言ったの?私、中国語わからないから、君が言ったこと理解できなかったよ」と聞いてみること。 こういうリアクションする子は、私が何かを聞き返すなんて夢にも思ってないだろうから。そしたらきっと動揺すると思う。そんでそこから広げていく。子供との会話は、お父さんお母さん目線でしたらいいんではないかね?

日常のなかのサプライズ。

  毎日チェックしている、私がパリのおじさんと思っている辻仁成さんのブログ。日本から遠く離れてたヨーロッパの土地で、長いこと働いて子供を育てているから。 今回の記事は、本当に時々起こる思いがけないプレゼントのことを書いてあったので、本当にそういうことあるよねーと思って嬉しくなった。 https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-4631/ 辻さんは作家なのでご自分でもよく書かれるように、だいたい日常に起こることを盛って書いてある。でもこの記事はひとつの短編小説のようなのに本当に起こったことだから、読む側の気持ちまでこんなにも暖かくなる。 毎日一生懸命生きるのは楽じゃないけど、時々こういうご褒美みたいなサプライズがあるから、勇気づけられる。 月曜日は2人の顧客から、普通だったらありえないことを持ち込まれて、ドイツ語が母国語じゃないことによる私の小さな見落としもあって、顧客からの要求だけ見たらぜんぜん私のせいじゃないのに、それでもすごく落ち込んだ。 もうドイツで外国人として仕事続けるの無理かもーとか思って凹んでいたのだけど、火曜日の朝に起きたら気持ちが凪のようにおさまっていて「朝会社に行ったら、担当の税理士にこの無茶振りを伝えるんだ!」と言うアイディアが降りてきた、としか言いようがない感じで、頭の中に浮かんだ。 会社に着いたらそれをして、その顧客の給与計算を担当している同僚にもそれを伝えたら、すっかり気持ちが軽くなって、また働く意欲が湧いてきた。 こういう山あり谷ありで続いていくフツーの人生がおもしろいな、と思う。